2010年 更新
刀の工作とは、刀の修理・加工のことです。 だいじな刀も年月がたつと錆びたり、鞘(さや)が古くなったりします。 また、昔からのもので、真っ黒、真っ赤に錆びた状態で出てくる刀も数多くあります。 錆・汚れはどんどん食い込んでいきます。 日本人の魂である日本刀の価値が、みすみす失われていくのはまことに惜しいことです。 刀の工作をすることで、ぜひとも刀を生き返らせ、本来の価値を取り戻させるのは大事なことと思われます。 |
価格は変動する場合があります。 ※消費税は含まれていません。 |
◆研ぎ |
料金 |
一寸につき8,000円 |
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期間 | 2〜3ヶ月 ただし、刀を研ぐ時は一般に、白鞘作り・白鞘直しなども同時に行うことが多いので、そちらの期間も考慮に入れること この他、刀が特に良い時は上研ぎを注文することがあり、寸1万円、寸1万5千円と色々あります。(一寸は約3.03cm) |
◆はばき |
料金 |
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期間 | ![]() はばきは白鞘などと違い百〜二百年ともちますので、どうぞなるべく良いものをお作りください。 |
◆白鞘 |
料金 |
短刀用 10,000円 ●割鞘仕上げ直し 40,000円 ●木端巻(鞘口等にウスい木の皮をまく)は1割増し、角口・短冊・鳩目(角などで鞘口、目釘穴などを飾る)など付けると5割増しとなります。 ●最上の朴の木で、最高に入念に作る場合は、上記の価格の倍以上となります。 |
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期間 | 1ヶ月半〜2ヶ月 |
◆柄巻 |
料金 | <普通巻>
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●上記価格は、柄があってただ糸を巻く時のもの。柄もなにもなく、柄下地を作り、鮫皮(親ツブつき)つけて、糸を巻くと、刀で120,000円ぐらいかかります。 ●鮫皮は並で1枚20,000円前後(親ツブつき)親ツブがつかなければ5,000円くらいです。 |
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期間 | 1ヶ月 |
◆拵 |
料金 | 並み拵、金具別で、20〜25万円ぐらい。 (これに塗りを良く、拵下地を良く、柄巻を蛇腹にし、シシドメを金無垢に、切羽を金着せ、下緒を正絹、上親ツブ鮫皮を使用という風に、一つ一つグレードアップしていくと、あっという間に40万円〜50万円アップしてしまいます) ●金具の金額は色々ありますが、最低必要な鐔・目貫・縁頭で約25万円位みておけば恥ずかしくないものが揃います。 |
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期間 | 5ヶ月〜1年 |
![]() ▲元横綱隆の里関があつらえた新作太刀拵 |
研ぎ・白鞘など、当店の工作は迅速確実なことで定評があり、各デパート・博物館、または各界の方々から名指しでご注文いただいております。 |
刀の工作をお申し込みの方は、直接下記までお電話下さい。 (株)刀剣柴田 TEL03-3573-2801 |