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■単行本の部

 刀の本はある程度発行されていますが、全体に発行部数が少なく、また小さな発行元の本が多く、ふつうの書店ではみつけることはなかなか困難です。また、注文しても時間はかかり、うまく取り次いでくれない場合もあります。
 送料はかかりますが、当店にご注文いただくことが一番早い入手方と思われます。
 ご注文しやすいように、品揃えも多くし、新しい本も、気づきしだい取り揃えるようにしております。
 海外から注文していただくことも多く、どうぞ気軽にご注文下さい。


刀剣のすべて

『刀剣のすべて』
佐藤寒山著
河出書房新社 令和3年1月刊
■四六判/ハードカバー装/280頁
■税込価格 3,080円(送料310円)

 本書は『日本の刀剣』(日本歴史新書・増補版 昭和36年 至文堂)の再刊本である。日本刀の概説本で、その歴史から始まり、個々の有名刀工の話まで及んでいる。また処々に見られる所説は貴重で面白い。当時の本ゆえ写真は少ないが、刀に対する卓越した知識に裏打ちされた達筆な文章力は、それを補って最後まで読ませる力がある。なお読みやすいようルビを大幅に振ったのは親切である
〈内容〉日本刀の出現まで 奈良時代以前の刀剣の種々/法隆寺の銅剣/正倉院の刀剣 日本刀の歴史 平安末期―鎌倉初期/鎌倉中期―末期/南北朝/室町/桃山/江戸期/幕末/明治から現代 日本刀に見る彫物 刀の研ぎ はばきと白鞘 名刀の鑑賞 安綱/宗近/古備前派/一文字派/長船派/粟田口派/来派/相州正宗/応永備前/関兼定・兼元/村正/国広/忠吉/康継/乕徹/助広/真改/清麿ほか 贋物譚 日本刀の外装と鐔・小道具 用語解説

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日本名刀物語

『日本名刀物語』
佐藤寒山著
河出書房新社(令和元年6月刊)
■四六判/230頁/ハードカバー
■税込定価 2,640円(送料310円)

 この本は大変分かりやすく面白く、何回か出版社を変えて発行されている名著である。最初は昭和37年に『日本名刀物語』として白鳳社から、昭和52年には『日本刀は語る』と改題し、加筆・項目入替をして青雲書院から刊行された。内容がよいため、また佐藤寒山先生の名調子であることから好評で、たくさん売れて、扱う本屋・刀屋は喜んだものである。
 今回は河出書房新社が版権をうけて発行となった。まだ読んでない方にはぜひ読んでいただきたい本である。
〈主な内容〉
生きている刀剣用語/三作/折紙の話/名刀の異名/小鍛冶宗近/上杉景勝御手撰三十六腰/天下五剣/津田助広と助直/相撲と刀剣/村正妖刀伝/刀と狂言/秀吉の刀狩り/長曽祢乕徹/源清麿/刀とともに 他

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刀装金工事典

『刀装金工事典』雄山閣刊
若山猛編(『刀装小道具講座 全八巻』の著者)
■A5判/上製布貼り装/函入/770頁
■税込定価 13,200円(送料千円)

 刀剣乱舞のおかげで刀剣女子の方々が出現し、刀剣を所持する博物館は大賑わいでまことに結構なことである。それに引かれて初心者向けの刀剣の写真入りの本・またムック本の類が想像以上に各社で発行され、ある本屋には「刀剣本コーナー」が置かれるなど、まことにありがたい状況である。
 しかし、基本となるべき刀剣書は、もう書ける人が年老いたため発行されることは少ない。また基幹となるべき銘鑑(日本刀銘鑑・刀工総覧・金工事典)が久しく絶版になっていることは、刀剣・刀装具を底辺から研究しようとしている人にとっては残念なことである。
 今回の本は平成8年9月刊の新装版のものであるが、出版社の奥から出てきた。刀装における金工・鐔工の名前を昔から現代まで全て網羅し、できる限りの解説を付した。これの改版というか、厚い文庫版に組んで発行されたのが『金工事典』で、内容は同じであった。そしてそれは今、絶版である。
 とりあえず、今、買っておかないと、もういつ出るかわからない。新しい小道具愛好家の方にお勧めする。

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刀鍛冶考

雄山閣『刀鍛冶考』―その系譜と美の表現―
小笠原信夫著
■B5判/上製箱入 ハードカバー/304頁
■税込定価 19,800円(送料1,000円)

 東京国立博物館・刀剣室長から工芸課長を歴任され、日本刀研究の第一人者であった故・小笠原信夫氏の刀鍛冶に関するさまざまな論考を収録。氏は平成30年10月に急逝され、本書はその遺稿集として発行されものである。
■古刀・新刀の時代に各地で活躍した刀工の活動の実態、系譜・流派の流れをその時代背景を織り交ぜながら歴史の中に位置付ける。
■豊富な押形・写真・系図を駆使して刀工たちの活動を生き生きと再現する。
■作品に対する鋭い観察眼と多くの古文献を援用した緻密な論証から、日本刀研究に新たな地平を切り開く。
〈主な内容〉
大坂新刀鍛冶・河内守国助考/江戸の新刀鍛冶/備前長船鍛冶 右京亮勝光・左京進宗光の性格/小柄小刀私考/出羽大掾国路に関する一私考/埋忠明寿とその周辺(一)/埋忠明寿とその周辺(二)/埋忠明寿とその周辺(三)/長谷部国重についての一考察/備前長船鍛冶の研究/新藤五国光に関する一考察/備前大宮鍛冶の系譜に関する問題/山城鍛冶了戒・信国考/室町時代刀剣の様相/龍門延吉に関する一考察/『古今銘尽』開版の諸条件

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日本刀の鑑賞基礎知識

『日本刀の鑑賞基礎知識 【復刻版】』
元東京国立博物館刀剣室長・工芸課長
小笠原信夫著
不朽の名著、雄山閣より復刊!
■B5判/ソフトカバー/198頁
■税込定価 3,960円(送料360円)

 まったくの初心者から、より深い知識を求める中〜上級者まで、初版以来30年もの長きにわたり、刀剣を愛する全ての人に最良の教科書であり続けた至文堂刊の名著『日本刀の鑑賞基礎知識』。平成12年の第八版を最後に、長らく品切れとなっていましたが、今回、充実の内容はそのままに、より読みやすくレイアウトを改め、平成31年2月、雄山閣より復刻・再刊されました。 今回の復刻を機に、古くからの刀剣愛好家の皆様はもとより、日本刀に興味を持ったばかりの若い世代にも、刀剣を鑑賞し、楽しむ一助として、本書をご愛読頂ければ幸いです。

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刀剣と格付け

『刀剣と格付け』平成30年6月刊行
 ―徳川将軍家と名工たち―
深井雅海著 吉川弘文館刊
■A5判/ソフトカバー/198頁
■税込定価 1,980円(送料360円)

 深井雅海氏は、歴史研究者で日本近世史の大家。江戸幕府政治史や武家社会の本を出されている。その方が今回、刀を取り上げた。ご自分でも書かれているが刀の専門家ではない。指導されている学生の二つの研究から刺激を受けて、この本を書くに至ったという。
刀のことはともかく、文献のこととなると専門で、取り上げる資料は、今まで刀剣界ではほとんど知ることのない書が駆使され、そこから導き出される図や論考もまことに新鮮なものである。
 江戸時代、幕府を中心に多くの名刀が贈答された。
どういう刀であったのか、また格付けは。当時の現代刀の「新刀」ではなく、「古刀」中心であったが、その中でも何が多く贈られたのか。また八代将軍吉宗が『享保名物帳』を本阿弥に命じて編纂させたが、その内容とは。また「名物」とされた品は、のちどう動いたのか。そして「新刀」も贈答品に加えられたなど、刮目される事実は多い。
〈本書の内容〉
「名物」とは/名物や名刀の写真27枚/家康から七代家継期までの刀剣の献上・下賜(理由と格付け、また実例。綱吉・尾張徳川家・柳沢吉保の贈答)/八代吉宗の刀剣改革(享保の刀剣調査。その後の献上・下賜。新刀番付と側近への下賜。将軍の佩刀とその管理)等
〈付録〉『新刀銘釼鑑』『最上新刀競』『上覧御名物御道具書留』『御道具御様之覚』『諸国鍛冶代目録』

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新刀辨疑 現代語訳

平成30年5月刊行
鎌田魚妙 慶長以来
『新刀辨疑 現代語訳』

(現代語訳・内藤久男)里文出版
■A5判/ソフトカバー/455頁/ソフトカバー
■税込定価 3,300円(送料700円)

 『新刀辨疑』とは、安永六年から好評につき天明四年まで版を重ねた「新刀」の研究書。刀工の系図・履歴・作風・押形のほか、巧拙によって位列を付した功績は大きい。新刀であるので古刀は一切入っていない。慶長元年以降の刀と刀工、約千二百名を掲載。中で津田助広の濤瀾刃を新刀第一と讃えたことにより、本書と同工の名が高まった。今回は寛政本を底本とするので、新々刀も刊行時期の水心子正秀や手柄山正繁あたりまでが入っている。正秀初期の弟子の押形が案外多く見うけられるのは、彼の付合い範囲を示すものであろう。
 現在においても「新刀」研究には欠かせぬ書であるが、今まで写刻本のみあって文字を読むのは一苦労であった。今般、現代語訳とされたことはまことにありがたく、発行された業績は高く評価されるところであろう。大きさもハンディな辞典並みの大きさで、楽に読み進んでいけるところもよい。

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『新・日本名刀100選』
 佐藤寒山著 秋田書店刊
 四六判 258頁
 ●税込価格 1,936円(送料360円)

 世界に誇る日本独特の美術工芸品である日本刀の中から100点 (古刀70振、新刀25振、新々刀5振) を選び、すべてに写真と解説を付しました。 あわせて名刀にまつわる武将や刀匠のエピソードも述べます。 これも息の長い本です。

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新・日本剣豪100選

『新・日本剣豪100選』
綿谷雪著 秋田書店刊
四六判/262頁/ハードカバー装
■税込価格  1,834円(送料360円)

剣に生き剣に死んだ剣豪たちの名勝負と生涯を、豊富な史料と綿密な考証によって描く剣客列伝。代表的剣豪は総登場。
〈 内容 〉
塚原卜伝 愛洲移香斎 上泉伊勢守信綱 柳生宗矩・十兵衛・連也斎 東郷重位 宮本武蔵 荒木又右衛門 男谷信友 千葉周作 近藤勇 榊原鍵吉 など百人

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■その他の取扱い在庫本

『令和版 日本刀図鑑』
 光芸出版 / 得能一男著
 A5判/262頁/ハードカバー装
 ■税込価格 3,300円(送料360円)

 平成14年に急逝された得能一男氏の、読みやすく図版の美しい刀剣入門書の再刊。実際の刀をひとつひとつ取り上げ解説をしていくという、刀剣入門書より一歩すすんだ実践書といえるもの。平成元年の初版本の内容に、特別付録として「刀剣伝書小史(16頁)」(氏は古い刀剣本の収集家としても高名)の稿を増補。なお、「保存版」では「史資料で巡る日本刀」を40頁加えた。
◆内容/平安時代から新々刀・現代刀までの各時代の刀を概説し、その時代の有名刀剣を数振ずつとりあげ、写真・押形をそえ詳しい解説を述べる。巻末に「日本刀の基礎知識」(各部名称・刃文の種類・帽子・造り込み等)「年号ならびに干支一覧表」などを付し読者の便に供する。

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『鉄と日本刀』
 天田昭次著 慶友社刊  平成16年刊
 A5判 312頁 写真・図版多数
 ■税込価格 3,080円(送料360円)

 「刀は地鉄」の信念のもと、「鉄」を求めて金属学・冶金学から考古学・歴史学や文化などあらゆる分野にわけ入る人間国宝・天田師の全国行脚の軌跡と、鉄を愛する人々との出会い。

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刀装のすべて

『刀装のすべて』(覆刻)
 小窪健一著 光芸出版刊
 A5判/ハードカバー装/160頁/図版多数
 ■税込価格 2,970円(送料360円)

  本書は長らく絶版であった『図鑑 刀装のすべて』の縮刷・増補・復刻版。縮刷とは以前の判より一回り小さくして事典風にしたこと、また増補とは巻末に400項目におよぶ「刀剣用語集」を付録にしたことを指す。
〈内容〉
古代から江戸幕末までの刀装(=拵)の変遷が、歴史の流れにそって、平易に解説・編集される。衛府太刀拵・黒漆太刀拵・糸巻太刀拵・半太刀拵・天正拵などのほか、肥後拵・薩摩拵・尾張拵・柳生拵・突兵拵などを図示。


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写真で覚える 日本刀の基礎知識

『写真で覚える 日本刀の基礎知識』
 全日本刀匠会刊
  A4判/フルカラー/48頁/ソフトカバー装
  ●税込価格1,572円(送料250円)

 日本刀の所持(所有者変更届出書雛型)から、刀の手入れ、下緒・太刀緒・刀袋・桐箱の結び方、日本刀の製作工程、拵の種類・各部名称、柄・柄巻・漆塗の種類、下緒の種類・通し方、刀剣の海外持ち出し・持ち込みなど、刀装主体の基礎知識を豊富で美麗な写真で解説。
  見ているだけでも楽しく、対訳英語もついていて、初心者はもちろん、年季の入った愛刀家にも大いに参考となろう。

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写真で覚える 日本刀の基礎知識

『写真で覚える 日本刀の基礎知識 U』
 全日本刀匠会刊 (平成22年6月刊)
 A4判/フルカラー/48頁/ソフトカバー装
 ●税込価格 1,572円(送料250円)

 前回大好評の『写真で覚える日本刀の基礎知識』の第二弾。前著と重なるところはなく、見ているだけでも楽しく、対訳英語もついて、初心者はもちろん、年季の入った愛刀家にも大いに参考となろう。
[目次]
所有者変更届書/銃刀法って何だろう?/刀鍛冶が見る鑑賞の仕方/日本刀製作の工程/研磨の工程/ハバキの製作工程/白鞘製作の工程/よくある失敗集/太刀緒 常用の結/刀 常用の結/短刀 常用の結/現代刀と出会える場所/所有者変更届に必要な各教育委員会所在地など、基礎知識を豊富で美麗な写真で解説。

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日本刀研究

大野 正/光芸出版 編著
『刀剣・小道具 職工談技』
A5判/351頁/上製本 (平成20年11月刊)
■税込定価3,740円(送料360円)

本書は、大野正編著『日本刀職人職談』(1973年初版)と光芸出版編『趣味の透し鐔・小刀作り』(1980年初版)の新訂合本で、こんかい各前篇・後篇として収める。
【内容】
●前篇[刀の研磨]永山光幹・永山研磨研修所 本阿弥日洲 墨賢蔵 [鍛冶]隅谷正峯 小沢正寿 吉原義人 吉原荘二 [白銀]豊田勝義 [鞘]広井信一 [鞘・拵下地]平戸高一 [柄巻]辻京二郎 [刀身彫刻]苔口仙秀 [鐔]佐々木恒春 [下緒]道明新一郎 [色上げ]岡田正造 [編集後記]大野正
●後篇[透し鐔の作り方]成木一彦 [成木鐔について]得能一男 [小刀の作り方]中田兼秀 [小刀の研ぎ]伊佐地勉可 [小刀集めの魅力]光芸出版編集部 [小刀の基礎知識]得能一男[小刀図鑑]

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日本刀研究

光芸出版刊
『鐔小道具鑑定事典』〈改訂版〉
若山泡沫・飯田一雄・光芸出版 編
A5判 上製 246頁 (平成20年11月刊)
■税込価格 3,080円(送料360円)

本書の元版は、昭和46年刊行の『鐔・小道具鑑定入門』。解り易く、基本に忠実な入門書との定評ある好書だったが、絶版となっていた。今回、16頁の増補改訂を行い、入門を事典と改めて再版された。内容的にはもともと事典風体裁であり、刀装具愛好家の座右に必備のハンドブックである。
〈内容〉
鐔小道具の鑑定とは /第1章・後藤家 本家の系譜 本家十七代の人々 一乗とその一門 支家の系譜 主な後藤諸工の相場 /第2章・鐔工 甲冑師 応仁 平安城象嵌 与四郎象嵌 鎌倉 金山 京透し 尾張透し 法安 山吉 柳生 金山 信家 赤坂 主な鐔工の相場 /第3章・江戸金工 平田 横谷 柳川 石黒 大森 吉岡因幡介 奈良 浜野 土屋 伊藤 岩本 菊岡 薗部 津尋甫 遅塚久則 堀江 村上 染谷 佐野 稲川 桂・江川 河野 田中 高橋 戸張 東京美術学校系 主な江戸金工の相場 /第4章・京都金工 埋忠 正阿弥 一宮 岡本 大月 その他の京都金工 主な京都金工の相場/第五章・地方の金工 庄内 仙台 会津正阿弥 秋田正阿弥 水戸 越前 加賀 美濃彫 喜多川派 間 佐渡 貞命と定正 中国地方 長州 四国 肥前 肥後 薩摩 主な地方工の相場 /付録・鐔小道具の基礎知識 鐔小道具の鑑定指南道場

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短刀の美

『日本銃砲の歴史と技術』
宇田川武久編  雄山閣(平成25年9月発刊)
A5判292頁/ハードカバー装/図版多数
■税込定価 6,160円(送料360円)

日本銃砲史学会の半世紀にわたる活動の成果!鉄砲伝来から西南戦争までの三世紀余にわたる日本銃砲・砲術の歴史を多角的視点からたどり、鉄砲・火薬の科学的分析からその製作と原材料を明らかにする。
〈第T部 銃砲通史編〉
砲術武芸の歴史/鉄砲伝来伝説の系譜/鉄砲の普及と当世具足の出現/野田清堯の鉄砲銘からみた武家の序列/初期江戸幕府の西洋砲の導入/高島流・西洋流砲術伝授の形式と伝播について/ペリー来航前夜の鉄砲鍛冶と幕臣の和洋調練/明治郵便開始期の逓送制度と短銃配備/西南戦争の陣地の性格
〈第U部 銃砲技術編〉
火薬発達の歴史/肥料作りから硝石造りへ/日本の鉄砲(火縄銃)と管打銃に用いられた鋼の金属組織/工学的金属組織観察が語る火縄銃の製法と材質/幕末・大筒鋳造法の技術水準

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刃物の見方

『刃物の見方』
岩崎航介著  解説・朝岡康二  慶友社刊
A5判/208頁/ハードカバー装
■税込価格 3,300円(送料360円)

鍛冶屋の指南書 幻の名著の復刻 三条の鍛冶屋は顕微鏡を持っている。
鍛刀法・刀剣の研ぎ等を究めた著者が、刃物製作は科学に裏打ちされるべきとする信念のもと、玉鋼をはじめ刃物の材料や刃物と研ぎ、砥石とのかかわりなど、実際の技術と金属工学の理論とをむすびつけた幅広い内容を詳細に説く。
〈内容〉
刃物の見分け方/日本刀と私/刃物一代/刀剣/宮本武蔵と厨子の耕介/玉鋼/玉鋼の利用にとりくんで/玉鋼の焼入れ/老人体当り航空隊/刃物の材料に関する知識/剃刀返品の研究/名倉砥の現地調査/本山砥の現地調査

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刃物の見方

『刀と日本語』―刀から生まれた日本の言葉―
調所一郎著〈平成27年7月刊〉
菊判変型/ソフトカバー装/141頁
●税込価格 2,200円(送料310円)

「切羽詰まる」「土壇場」「うっとり」など、刀に由来した日本語の意味を、面白くきれいなイラストや写真とともに楽しく解説。だれもが日常で使う言葉に込められた文化的背景を知って、納得!
◎推薦/徳川家広(徳川記念財団理事・著述業)・細川護光(永青文庫理事・陶芸家)

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